信州産材木を使用した公共建物
信州産木材を構造材、内外装材全てに使用した公共建物です。
建物は長野県花き試験場内にある研修者自習室棟(建築面積102m2)です。
構造は木造枠組壁工法で、県産材販路開拓協議会と共同による2009年の「信州産マツ系
高球耐久構造材開発に関する事業」と2010年度の「信州木材204高耐久構造材に関する事業」
で開発した信州カラマツを使用しました。
使用木材量は22.94m3(構造材12.14m3 合板6.16m3 内外装材4.64m3)で、合板も信州産
カラマツ合板です。
建物全体の熱損失係数は1.847W/m2・K以下、CASBEE評価でBEE=2.4です。